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UNiSYS US Model U10

わかる人にはわかると思いますが、SUN Ultra10互換機です。SUNのデザインはカッコイイね。筐体サイズは、MicroATX~ATXミニタワーといった感じ。今回はこのケースへATXマザーボードを 組み込もうと思います。


Ultra10はモニター出力がHD15のVGAタイプになっているし、HDDはIDE、さらにPCIスロット付き。
これってDOS/V じゃないの?と思わせる仕様なのでマザーボードもATX準拠だと信じていた。 うまくいけばケースの加工無しでサクッと収まるか?


しかし、世の中そ んなに甘くない。


思った以上にケース内が狭く、問題が多数発生。


・バックパネルの形状が違う
・PCIスロット の向きが違う
・電源設置場所の確保ができない

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バック パネルを切り取り、DOS/Vケースのパネルを移植してみた。PCIスロットの問題も解決。見た目は悪いが仕方がないな。 どうせ裏だし。


バックパネルの位置にあわせて、マザーボードを固定。 しかし、左の写真を見てもわかる通り、どう見ても電源が入らない。 そこで 電源MicroATX用小型電源を検討することにした。 一般的な小型電源ユニットは150W程度のものが主流。 これでは容量的に不安なので250Wを調達して きた。 これは通常のATX電源と比べるとかなり小型なのだが、うしろ側へ設置はやはり無理。

大きすぎ。

そこで、フロント側ドライブベイの下へ設置。 しかし、このことが後になってさらなる大問題を引き起こす のだった。


なんとか、全てのパーツが収まったのだが、、、
いざ電源を入れてみると、、、
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電源ユニットをフロント側へ設置したために、ケー ス内の排気がうまくいかない。熱がこもってしまう。マシンを酷使するとフリーズする。


熱暴走か?


それならば最後にひと工夫。
CPUからの排気熱をケース外へ出すことにしてみた。ホームセンターで購入したアルミダクトをCPUファンから バックパネルへ伸ばしてみた。動作は見事に安定。


マシンはこれで完成したわけですが、さらに

画期的なシステムを考案してしまいました。

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