boot_l

用意したもの

・SheepShaver 2.2

・Linux(Fedora Core2)

・MacOS8.6 ROM

・MacOS 9.0.4


テスト環境

・CPU: Athlon 1900+

・OS: Fedora Core2 + GNOME

68k Mac のエミュレーションはFusion-PCやBasiliskIIでしたが、PowerPCとなるとSheepShaverの出番です。 まず、ココ からSheepShaverのRPM版をとって来てサクッとインストール。

設定画面の起動は

# sheepshaver

必要最小限の設定をしてみます。

[Volumes] タブ

[Create…]でHFSディスクイメージを作成できるようですが、今回は[Add…]で以前BasiliskIIで使用したファイルを選択しました。

[Linux Root] Linuxとの共有フォルダを指定。

[Boot From] インストールCDから起動できるように「CD-ROM」に。

[Graphics/Sound] タブ

ここで肝心なのはフルスクリーンにしないこと。ウチの環境でフルスクリーンにするとOSごとフリーズしてしまいます。解像度もとりあえず800×600 で。

[Memory/Misc] タブ

[MacOS RAM Size]

マシンの性能が許す限り多く設定しておいた方が良いのだと思います。

[ROM File]

手持ちのBasiliskII用Quadora900のROMで試す・・・結果は× ←当然か。

OS9をインストールするのだからOS9付属のROMファイルを使う・・・×

そこで最終兵器、こちら 。OS8.6のROMファイルが入手できます。tomeviewを使い、Appleが配布しているOS8.6のアップデートからROMファイルを抽出。

これを有難く使わせてもらうと・・・起動成功!!


インストール終了後、[Volumes]タブ[Boot From]を「Any」にしておけばディスクイメージから起動します。


sysinfo_l

パフォーマンス は、、、

Norton System Info での計測結果。

CPUテスト:597ポイント(初代iMac-G3 233MHz-程度)

しかしながら、システム評価は239ポイント、、、体感速度もこんな感じですかね。


ネットワークはまだ使えていません。
只今研究中。


↓SheepShaverの詳しい解説があります

http://homepage3.nifty.com/toshi3/


sysinfo_2_L

最近、Windows用SheepShaverなるものが登場しました!! 使い方は、ここで説明したLinux用やBasiliskIIとほぼ同じです。
ベンチマーク結果も上々。
(CPU:Athlon64 3000+ OS:WindowsXP x64 edition)
使用感もGOOD!。インターネットも繋がります。
もしかするとMacOS9が動く最速マシンはWindows+SheepShaverなのかも?


↓MacOS X(10.4.7)をPC/AT互換機で動かしてみました、、、(夢)

http://tukuruder.com/archives/352


↓そして、IBM ThinkPadでMacOS Xを動かす夢

http://tukuruder.com/archives/294


↓さらに、MacOS X10.6 Snow LeopardをPC/AT互換機で動かした夢

http://tukuruder.com/archives/283


↓iMacにPC/AT互換機に改造、SheepShaverを動かしてみた

http://tukuruder.com/archives/62

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