最近ジャンク品をYahooオークションで物色している。そんなときSunSS-20ケースを見つけ早速入札。そして¥2,600で落札。電源、マザーボード付きだが不動らしい。最初はDOS/Vのマザーボードを入れてSolaris for Intelでも載せようかと思ったが、やはり中身もSunが良い。
そこで再びオークションを物色、、、すると、、、
Fujitsu S-4/20Hが出品されてる。SS-20互換機か。CPUはROSS HyperSPARC 125MHzだって。速いんじゃないの。
コイツを¥15,500で落札、、、
●Sun SparcStation20(左) Fujitsu S-4/20H(右)●
商品が届き、早速、中身を入れ替えようと蓋を開けてびっくり!!マザーボード、HDD等、部品のレイアウトが全く違う!!筐体が違うだけだと思ってたのに。しかもHDDのコネクタはSS-20がSCAなのに対しS-4/20Hは50ピンSCSI-2。
どうする
SS-20のマザーボード、不動ということなのだが・・・
もしかしたら動くかもしれないんじゃないの?コレ・・・
とりあえずS-4/20Hからフレームバッファ(TGX)とCPU、メモリーを抜き、SS-20へ取り付けてみる。そして電源ON。電源は入るのだがモニターには何も映らない。やはりだめだったか、、、が、しかし、電源を入れて約3分後、突然PROMプロンプトが映った。どうやら、起動時にSBUSとMBUSの接続状況を詳しく調べる設定になっていたらしい。その間、モニターには何も映らなかったのだ。
よーし、あとはHDDだ。
そういえば 「のり」氏がSCAのHDD を持っていたはず。
聞いてみると不良クラスタだらけで使えないという。
それでも良いからと、もらい受け、組込んだ。
・QUANTUM VK4550J 4.2GB
Ultra SCSI、SCA-2 80pinコネクタ
回転速度7,200RPM、平均シークタイム8ms
専用マウンターがないのでHDDは結束バンドで固定。さらに、こんなこともあろうかと買っておいた、SS-20用CD-ROMドライブを装着。メモリーは以前入手したSS-10に差さっていた256MB をそっくり頂く。モニターはSun純正GDM-20D10、20インチ。
最強マシンだぜ、こりゃ。
発売当時なら300万円コースだな、、、
●OSインストール●
「SunにはSolarisだよねー」
で、Solaris2.51をインストール、、、が、、、
CDからBOOTする際
Short disk read
と、エラーがでる。 再起動すると、今度は
The file to boot may not be present
やはりエラーで止まる。
再々起動後
Can’t deduce msgbuf from physical memory list
Program terminated
ダメだ。CDからBOOTしない。
外付けCDドライブも試したが、結果は同じ。
*** 起動できない原因はこちら ***
試しにRedhatLinuxのインストールCDを入れてみると、
BOOTしたよ、、、
ええい面倒くさい、このままインストールしちゃえぇ
FAQなどの情報量やアプリケーションの数は比較にならないほどLinuxの方が多いから安心して使えるしね。問題のHDDもトラブルなく動いている。